※写真はテナーサックスを教えていただいているサックスプレーヤーの鈴木先生のジャズコンサート。
会計士さんと経営計画について話していました。
そこで去年亡くなった、GEのCEO ジャック・ウォルテ氏の話になりました。
彼は約20年以上CEOに付き、最高時価総額では44兆円以上にも。
そんな彼ですが、「選択と集中」ということ掲げ、事業の多角化や大規模なリストラを行い、
書籍もベストセラー複数冊出版。
フォーブスの「セレブリティ100」にも選出。
そんな彼ですが、「経営において一番大事なのは、チームをまとめ上げることだ」と。
その彼が、社員やメンバーの選択方法について記載していました。
経営者の悩みはヒトカネ
こんな事を昔からよく聞きます。
ヒトカネ(人とお金)
実際、僕自身は、売上やプランについては、対応できる悩みですが、一番はこの「人」
人は感情を持ち、気持ちも変わる。
その変わる気持ちをどう経営として、チームとして生かすか?
ただ、経営と友達は違う。
先に述べたように、彼も大規模なリストラも行いました。
労働者から見れば、反発もあるでしょう。
もしかしたら恨みを買ったかもしれない。
何を優先し、どの立場で行うか。
彼の人材評価方法が面白く、その話題でした。
「能力はあるが、会社や社長の思想は受け入れない人」
と
「能力はないが、会社や社長の思想を受け入れる人」
どちらがいいか?
どう断るか?
社員の人もパートナーも、これから起業する人も、すでに経営している人も、
このルールは参考になる。
プロデュースも含め、よく問題は起きる。
今までプロデュースやJVをしたことがある人ならわかるかもしれない。
例えば、ある人をコンテンツフォルダーとしてプロデュースをした場合、
売れる前には、話を聞くが、売れてくると自我が出てきて、アイデアはいいが、こちらのアイデアや戦略に乗らななくなる。
最終的には、お金で揉める。
これは単純に実際に前に出たり作業するのが本人で、
マーケッターやプロデューサーは、企画や戦略をつくることなので、一見、労働していないように見える。
そのため、「オレ(私)がやっているのだから」と欲を言い出す。
僕も実際にある。
最初は、「お願いします。」
人が集まり、「ただの人」が「役職や権威のある特別な人」になった瞬間、勘違いをする。
欲。。
そういう意味では、この診断は参考になります。
診断の答えは、続きに。
瀬戸内寂聴さんが亡くなった。
一度はお会いしたかった寂聴さん。
細木和子さんも亡くなったし。
一度はあってみたかったお二人が同時に。。
会えるうちに会いに行く。
行けるうちに行っておく。
ストレスでやられないためにも、
人材選びやパートナー選びは慎重にしたいものです。
寂聴さんが数年前のインタビューで言っていた言葉。
「許しなさい。自分の意見と他人の意見が異なるから争いが起きる
だから、受け入れて許しなさい。」と。
実は、SOLWILLの(WILL)の語源となった、友人であり、WILLを最初に作った、
W君も亡くなる直前、病気での中で僕の話した。
「許しましょう。許すことを覚えましょう。許せばいいんです。だから、怒らずに許すようにしましょう」
・・て、短気な僕に。
ふとインタビューを見て思い出した。
許す
許して受け入れようと、だいぶしたが、してもしても、その上がやってくる。
正直、最初から厳しくした方がいいような。
マキャベリは恐怖が秩序を・・ということもいう。
昔は怖いといわれた。
ある意味、恐怖の秩序。
しかし今はそれがない。
平気で乗り越え、そして、
一線を超えたとき、僕が動いた後、後悔をし、「そこまでしなくても」という。
どちらがいいのか?
僕にはまだ「許す」ということはハードルが高いのか、それとも相手が愚者ばかりなのか。
彼の人材の選び方は、そんな僕でも参考になります。
選び方は、続きを。。