【ThePlanning】アイデアは矛盾と反からしか生まれない。

この二冊。
一冊は自己肯定感を高める本。
もう一冊は哲学の本。

賢者舎のプランニングは哲学がベースです。
哲学とは心理で、その心の心理の動向を、市場、購買心理から、
PLC(プロダクトライフサイクル)と、主にヘーゲルの弁証法を使って、
今どんなアプローチがいいのか?何が流行るのかを予想しています。

ヘーゲルの弁証法については、田坂広志さんも、「使える弁証法」という本において、
時代は螺旋階段だと話しています。

また、本質直観ということも言われます。
デカルトの「われ思うゆえにわれにあり」という言葉のように、懐疑的に見ることが新しい時代をみることができる。

今ある現象を懐疑的に見ることの重要性。

それが大事に。

ところが、そうすると、ふと、懐疑的に見すぎて、深い沼にはまる場合が。

それが自己肯定感の低さ。

自己肯定感は認知です。
自分自身の認知。

ざっくり言えば、周りに気を使いすぎて動きにくい。。という人や、人疲れする人向けの本でしょう。
生きずらくなる。

なので、自己肯定感を高めようっとなる。

過度に進めば、「自分らしく」と「わがまま」の類似かもしれない。

この「ハザマ」が大切。

僕はよく多重人格といわれます。
これも田坂広志さんの本で人は、誰もが「多重人格」~誰も語らなかった「才能開花の技法」~」で書かれています。

この中で人はみな多重人格でその中に才能があり開花させるようなことが書かれています。

つまり、自己肯定感が低いのも金澤雄樹であり、また、金髪にサングラスで怖そうなのも金澤雄樹。
そして、料理を作ったり、子供と遊んだり、また、バカなことをして遊ぶのも金澤雄樹なわけです。

そして事業プランナーとして講師やプランニングをするのも金澤雄樹。
その場面によって動きが変わる。

それぞれの視点において、様々な見方が生まれる。

お金を稼ぎたい自分と、お金よりも・・という自分。
~したいが、それはちょっとっと思う自分。

戦略を考える際、一方的な視点ではなく、常に懐疑的に見て、その矛盾のはざまに、
次を見出す第三の手法でありゴールが見えてきます

もし今何か戦略を立てるのであれば、それ自体を一度懐疑的に見てください。

一般的には、「なぜ売れないのか?」と考えます。
賢者舎では、「なぜ買いたくならないのか?」と考えます。

同じ意味でも似て異なる視点。

多角視点で懐疑的に見てみてください。
ただ、見すぎると混乱するので注意です。