【ThePlanning】人生のプランニング?僕が30分ごとに泣いた映画。

身近な人には勧めているこの映画。
「クィア アイ」

ビジネスをしている人、ビジネスをしようとしている人の他、自分を変えたい人や悩みがある人は、
自己啓発系のセミナーや本を読むより効果的です。

ネットフィリックスで配信中のドキュメンタリー。

概要を話をすると、5人の各専門分野のゲイが、推薦者からの応募を元にその人を1週間で変えるという番組。

子供がお父さんやお母さんを変えたい。というのもあったり、
銃で撃たれて下半身不随になった方が、障がい者団体を立ち上げてる中でのトラウマを解決するのに、自分を撃って服役した人と対面したり、
先生と生徒、親と子、差別による社会と自分。

いろんな方が、誰かの推薦によって選ばれて変わっていきます。

5人は、料理、ヘアスタイル、ファッション、部屋のコーディネート、カルチャー(コーチング?)の専門家で、
それぞれが、専門分野で大切なことを伝えていきます。

服装を変えることで気分が変わり、
髪型を変えることで明るくなり、部屋を変えて気分を一新し、料理で自信を持たせる。

僕が服装や環境が変われば・・と学んだことや、周りに服装から変えようと言ったり、
また、部屋を変えることを推奨されてやってきたことなど、すべてが詰まってます。

出てくる方は、仕事優先で家族を犠牲にしていたり、逆に家族優先で自分を犠牲にしていたり。
そして、家族を優先していたことが、逆に家族の重荷になっていたり。。

怒りなどの嫌悪ではなく、愛情のすれ違いからの誤解や、自分の中のトラウマなど、様々。

5人のゲイが主人公。

いろんな方の名言も紹介され、5人のゲイの方が、面白おかしく、相手を変身させる。

このゲイというのがポイントで、
障がい者の方は他者からの目を気にしていることに対し、ゲイとしての他者からの目を気にしていた。という話で共感したり、
自己犠牲愛の強いお母さんは、自分が幸せになる事はわがままではない。ということを伝えたり、
自分を愛さないと他人は愛せないなど、僕自身もよく言われていたし、よく聞く言葉を耳にします。

実際、僕のところに来る相談は、事業相談をしているうちに、最終的に、この「生き方」の悩みにぶつかるときが多い。

勉強もして、やることもやって、仕事もそこそこだけど、あと一歩ないか足りない。。
いろいろやっているが継続できず、結果、何も進まない。そして、その理由もわかっていて自己嫌悪に陥る。。

やることは決まっているし、わかっているけど、周りが気にして行動ができない。自信がない・・
家族が気になって、自分らしさが出せず苦しい。

実際、僕自身も、めちゃめちゃ苦しんで辛い時がたまにある。
やらなきゃいけない、やるべき。わかっているけどできない。

気づけば一日が終わる。罪悪感

人と話すときは大丈夫。
相談を受けるときは、プランナーとして適切な判断とプランができる。

でも、それがなくなったとき、「自分は?」という問いにぶつかり、
また、思うがゆえに、思い通りにならないと、不安になり、怒りになり、そのほか先は自分に向かう。

原因不明の全身の痛み、頭痛に腹痛、嗚咽。。

病院に行けば、ストレスと言われ毎晩、ベッドで眠くなるまで映画を見る。
もだえ苦しみ、そしてできなかったことへの不満、他者の言動による不安により、蝕まれているような感覚。

身内からの連絡で長男としての責任、会社の代表者としての責任、プランナーとしての責任。

どんな最高のプランを立てても、当初は相手も理解しても、やらない、やれない。
そして、二人三脚でやろうとする僕のスタイルは、僕自身もそのリスクを負う。

そうすると結果、僕も苦しくなるので僕も動くが、スピードの違いから焦りからイライラしてしまい、
また、その中で、「できないことは、僕のプランのせいなのか?」と、次から次の打開策を考え提案する。

そして提案は当然、安易に出るように見せているが、あらゆる角度において思考するため、半端なく労力と神経を使う。
それでも、できない、結果が出ないとを見ると、苦しみ、また提案をするが、結果としてやらないことが起きたり、
また、結果が出ても出なくても、人は離れていく。

そのストレス。

裏方である以上、仕方がない。
アノ作戦も、あのレジュメも、あのメールも、あのレターも、あのプランや交渉も
「僕がやった」
と言いたいが、現場で動く人間の努力やセンスも大事なわけで、やはり一人の力ではないから言えない。

気づけば相手に配慮しすぎて、苦しみだけを。
でも、それも被害妄想なのかもしれず、結果、相手の為と思いながら、自分の為では?という思考転換により、また自分を苦しめる。

プランに関しても、その時に最高で最善というプランを毎回提案するが、それに反するとき、
相手の意見を尊重しようという思いや、「もめたくない」という思いから、飲み込んでしまうと、
あとから「想定内のアクシデント」が起きた時に、言わなかった自分を責める。

プランを組む時には、常に売り手と買い手の視点に立つが、
この視点がある意味職業病となって苦しめているのでは?と思うことも。

ある国に行ったとき、「死」を間近によく体験した。
「かわいそう」という感情を感じる間もなく、次第に当たり前になり、涙が出なくなった。

人は人。
いるから、離れれるだけで、いなければ、離れる恐怖もない。
なら、最初からないほうが、いいのではと・・
それが原因なのか、いつしか名前を憶えれなくなった。

楽しくやっているし、ありがたいことに人は集まる。
一人でやっていても、気づけば誰かが来てくれて、気づけば新しい人が増えてる。

自分の我を通すことが、相手の苦痛になるのなら、
我慢をするべきとなり、結果、また自分から離れていく。

っと、時折苦しむけど、唯一、救いなのは、プランナー思考で、テーゼとアンチテーゼからのジンテーゼ。
困ったときは弁証法。

でも仕事はいいけど、生活においては問題があり、性格的にいいのは、
この視点において、「すぐに忘れる」ということ。

復帰が比較的早く、立ち上がりも早い。

過去、同じ状況の中、20年前一人でタイに行ったときに、両足のない路上販売の方や、ムエタイ少年に出会い、
アジアを周ったときは、スラムで働く人や、家族の為に働く人もいたけど、どの人も辛い顔はしてなく、幸せな顔だった。

そもそもその視点が、上から目線かもしれないが、そこには生きるということの強さを教えてもらった気がして復活した。

今回のこの番組を見つけたのもタイミングなのかも。
正直、ウルウルします。

翌日なぜか、夢を見て朝、号泣してました。
その夢の中で、何が不安で何が問題なのかがわかり、その翌日は、今度は夢の中で号泣してました。

どんないいプランでも、マインドは大事。
最適なマインドを整えないと、どんなプランもできない。

このマインドを変える方法が、髪型や服装や環境なのかなと。
エピソード以外にも、思考やファッションもととても勉強になります。

あと、個人的には、この番組というコンテンツ、ストーリーに含まれる共感の部分や、スタイルがとても魅力的で、
僕が大規模のプランを組む時に、ステージならステージの専門家、写真はカメラマン、ウェブプロモーションに広告など、
各専門家にお願いして、くみ上げるときと似ているような気がして、
同じようなサービスが提供できれば、、と思いました。

それと、英語がかなり聞き取りやすく、英語がだいぶ聞き取れて、忘れていた英語脳が少し戻ったらしく、
聞き流しながらでも、少し意味が分かるようになり、英会話の勉強にもお勧めです。

あと、、僕の場合、あまり。。というかここ数年、泣くことはないですが、
夢の中でも、意外と泣いてみるとすっきり。

涙活ってストレス発散、健康維持に大切かなと思い、泣けない環境の人に、涙活ができる環境を作るのも、ありかなと。

だいたい、こうなると次は、新しいアイデアが浮かび、飛躍するパターンだけど、今回、また「やるべきこと」が見つかったので、
今後に期待を。

良い番組やわ。

ぜひ見てみてください。
泣けるから。

あ、、そうそう。
強そうっというけど、強くねーし。

ただ、謝罪ができたり、失敗が言えて、弱さを見せれる「強さ」は身に着けた気がする。

所詮、失敗や経験からしか、物事は生まれないし、だからこそ、うまくいったときは楽しい。
だから、事業を作る事業プランニングはやめられない・・・