先日の久々の麻雀から、桜井章一さんの雀鬼会の体験いくなど、
麻雀にまた興味を持ち出してきた。
体験会では、切り方や姿勢など作法があり、まさに道場というべき環境。
【ThePlanning 音声付】マーケティングの“道”について。宮本武蔵と雀鬼 桜井章一の共通点
常に牌をもって指先でくるくる回しながら考え事をして、遂に雀卓を置いてしまった。
一人で牌を触りながら考える。
二代目賢者舎としての活動。プランナーとしてのロジックの最適化と経験と知識の棚卸。
まず細分化して、動画にして説明をしたり。
・・で、ふと思った。
麻雀って、マーケティングであり社会の縮図ではないかなと。
役満かメンタンピンか?
麻雀は、決まり手(役)の数によって点数が変わり、役満と言われる、最高の役がある。
麻雀をすると性格がわかる・・という人もいる。
僕もそう思う。
大きな点数だけを狙う人。
小さいのばかりすぐに上がる人。
なんかビジネスと似ているなと。
一発逆転の大きな役満を狙うのは、一発逆転のビジネスを狙う人
小さいのをたくさん上がる人は、目先の小さいのビジネスだけをしている人。・・と。
一発逆転を狙う人は、破産型?
よく、「これで月数百万円 数千万円」と自分の器以上に大きな話をしたり、そういう大きな話についつい投資をして乗っかる人がいる。
でも、そんなにおいしい話は頻繁にはない。
麻雀も同じで、役満はそんなに頻繁に出るわけもなく、出るとしたら、「イカサマ」しかない。
これはビジネスでもいえるように、魔法が存在しないのと同じで、あるとすれば「詐欺」。
それでも一発逆転を狙う。
しかし、そんなに頻繁にでるわけもなく、大きいのばかりを狙っていては、結果としてマイナスになってしまい、トータル負けに。
小さく目先で上がる人は器用貧乏?
逆に何でもかんでも小さく上がる人もいる。
1000点 2000点など、すぐに鳴き(ポンやチーなど他者からもらってくるが、役が一つ下がる)早上がりをする
しかし、一回、満貫(8000点ー12000点)や跳満(12000点ー18000点)など振り込んでしまったりすれば、すぐにマイナスになる。
※親と子で点数が異なり、振り込みと自摸でも異なります。
これはビジネスでもいえることで、小さいのをたくさんして、結果的にはお金が残らないパターンではないかなと。
そして、
「興味がない人」と「普通でいたい人」は振らないことだけを考えて打つ人?
とりあえず、マイナスにはなりたくない。
振り込みたくない(相手のあたり牌を自分が出すこと)
麻雀は、一度自分が切った牌にあたれないというルールがある。(フリテン)
その為、相手が捨てた牌と同じものを着れば当たることはない。
しかし、自模(ツモ)られる(自分であたり牌を引く)と、支払いはしなければならない。
自分が振らなくても、自模られたら払わなければいけない
また、多くの場合、馬(ボーナスみたいなもの)があり、最初の持ち点が25000点を持っていても、
計算するときは30000点で計算をする。
つまり、仮に何もしなくても、始まった当初からすでにマイナス5000点ということ。
人は何もしなくても生きているだけで、年も取るし、お金もかかるし、減っていく。
行動(勝負)をしなければ、マイナスはあるがプラスはない。
もしかしたら、起業に興味がなく、与えられた環境で安定を求めている人や、いつかはやると足踏みしている人がそうかもしれないなと。
似ていないですか?
じゃ~どうやったら一番いいのか?
麻雀の基本形にメンタンピンがある
面前・・リーチをしてつく。 ※鳴いたらできません(ポンやチーをしない)
タンヤオ・・1.9 字牌(白発中 東南西北)がない形
ピンフ・・123 789 など数字で並んで二つ待ち。56で47待ちなど。
※89で7待ちはピンフはつかず。68で7待ちもつかず
基本形として広げやすい。
また役満にも移動しやすい。
僕が思うのに、基本が大事なのではと。
どうしても、悪い時はある。
そういう時は無理をせず、流れが来るときを待ち、流れが来たら大きい手も狙う。
勝てるときに勝ち、勝てない時(流れがない時)は静かにする
これってビジネスだけでなく、人生の縮図じゃないですか?
他にもタイミングや場を見る(俯瞰)、相手の行動パターン(リサーチ)など、麻雀は、まさに縮図。
勝ちだけを狙ってもダメで、自分ばかりの手配ばかり見てもダメで、何もしなければもっとダメ。
麻雀のツモ(牌を引く行為)は、運でどうにもならい
裏ドラ(その牌があると点が上がる牌 見える牌と裏側の上がったときにしか見えない裏ドラがある)も運。
引きの強い時、弱い時、また自分の手がいい時は、大体、他もいい場合が多く、逆に悪ければ、他も悪い場合が多い。
まさに経済と市場、マーケティングであり、中小個人事業主には、麻雀はビジネスと似てる
卓上の経済学・・・テクニカルが戦術なら経営学かもしれない。
どうしても、ゴルフと違って悪いイメージの強い麻雀だけど、
麻雀でわかる起業や事業戦略。
麻雀って、キャッシュフローゲームに続く、古来からのビジネス脳構築トレーニングなのかもしれない。
ちょっとそのあたりを考察。
マインドフルネスをもじって、麻雀フルネスにしてみよう。
一緒に麻雀フルネスしませんか?
次回は、「麻雀とプランニングの共通性」
※ちなみに僕は雀荘に行くほど好きでもなく、
またギャンブル(競馬、競輪、カジノ、パチンコなど)も一切しません。
【あとがき】
マーケティングを勉強してうまくいかない人は、麻雀で言えば、大三元と小三元の差。
大三元は役満(32000点ー48000点)
※白発中が3つずつ揃う
小三元は2役(2000点)
※3種類のうち1種類は2つだけ。
たった1つの牌で全く異なる
役満を作るまでのテクニック(マーケティング)を学んでも、
うまくいかないのは、このたった一つが足りるか足りないか?だと思う。