ミッキーの中はブサイクだけどモテる心理。

最近、ライブ配信をしています。
テレワーク化が進み、オンラインによるセミナーも多く。

いつの時代も、人にものを伝える。ということはなくならず。
昔か地域では回覧板というものがありましたが、今ではラインなどのグループです。

そして今は、ライブ。

でも、回覧板からラインなどのグループやツイッターなどになると、またそこで今までにない問題が出てくるわけ。
身近になった分だけ、普段の行動が見えたり、またひがみや、仲間外れのような。

新しいものが生まれれば必ず新しい悩みが生まれる。

先日、公開でオンラインセミナーをやりました。
またやり方が違うんですね。

オープンでやったのですが、アウェイの人たちが来ると、場も変わり。
そして、距離感も難しく。

特にコンサル系の人たちは、「身近になるのは大切だけど、身近になることで利益を損なう」ということもよくあります。

「隣のお兄さんにはお金は払わない」という心理。

つまり、家庭教師をお願いする場合、家庭教師の会社から来る先生は地方大学。
近所の仲のいいお兄さんは東大だとすれば、多くの人が東大が良いというかもしれない。

でも、東大の人にはお金はあまり払わない。

距離が近いから。
※正確には指導方針など教材や指導方法もあるが。

同じように、近くになりすぎるとお金を払わない傾向がある。

キャバクラや夜の業界で「枕営業」という言葉がある。
指名欲しさに「夜のお供」をすると。

でも、残念なことに、そうなるために通ったり努力する人が多いだけで、手に入ったら行かない客が多いのは、賢い人ならわかる。
それも同じ。

距離感。

だから、顔出しはよほどじゃない限り難しいなと。

でもこのご時世。ライブ配信という戦術は使わない手はない。

そこで考えたのが、距離感もありながら親近感がわく方法。
これが、アバター。

実は僕、高校の時、千葉真一さんのところのJAC(ジャパンアクションクラブ)でアルバイトをしていたことがある。
仮面ライダーショーやセーラームーンショー、当時の戦隊ヒーローものなどの着ぐるみを着て、スーパーなどでアクションショーをしていた。

戦隊ものには、必ず女性隊員がいる。

女性隊員は女性が行うというルールだったが、ある時、小柄な男性が行う時もあった。
そして、テレビの中の「女性隊員」が好きな子は、着ぐるみを着た「おじさん」にハグをする。

同じように、ディズニーでもそうだし、冷静に考えれば、当たり前だけど、中身は人間です。
そして人間と思わせないようにキャストが演技をする。

そしてみんな、ハグをしたり好奇心を持つ。

漫画教育が生んだ今、リアルよりバーチャルの方が親近感がわきやすい。

これは最近僕が思うこと。
顔を出さなければ怪しい。という時代は終わり、キャラクターが発言をもとに、キャラクターのイメージで消費者を洗脳する。

ふなっしー、くまもん・・ゆるきゃらブームもそう。

かわいらしいキャラに、人間性を足したことが大きくウケた。
しかし、中身は人間であり、ふなっしーに関しては人間性も出しながら、ふなっしーというキャラが成立する。

人間とわかりながら、ヴィジュアルのキャラで距離を詰める。

キャラ(非現実)だからこそ、話しやすく交換も持てる。
リアルではない非現実のリアル。

ある意味こういう方が、リアルな顔よりも反応がいいかもしれない。
そうなると、誰でもセールスができるようになる。

ビジネスだけでなく、学校教育・・昔でいうなら保健室の先生や相談所なんていうのも、アバターの方が相談しやすくなるかもしれない。
常に先を見て、研究する、これもプランナーの仕事。

素顔の僕と犬の僕。
どちらが相談しやすいか。。

人の思考を錯覚させる。

顔出しが苦手ない人にはこれからはやるかもしれない。

声も変えれて男性が女性に。
そのうち出会い系サイトのサクラは、50近いリストラされた元会社員のおじさんになるかもしれない・・・

【音声】

https://kanazawayuuki.com/z67d

ライブ風景はフェイスブックページで見れます。